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次に行った広場では、みんなで氷鬼をした。
その次に行った公園では、ドロケイと、追いかけっこをして、おにぎりやお菓子や果物を食べた。
映画館では、ポスターを順番に見て、これは面白そう、これはつまんなそう、と言っていき、ポップコーンを買って食べた。
写真を撮ってシールにできる機会があったから、みんなで変な顔をして写真を撮った。
ローザントッテに行って、みんなでアイスを食べた。やっちゃんのお父さんの分のペパーミントは持ち帰りにした。
やっちゃんのお父さんには会えていないのに、やっちゃんは楽しそうで、私も楽しかった。大人たちも笑っていた。
車に乗るとおばちゃんが、
「もう、帰ろうか。」
と言った。
「そうだね、お父さんのアイス溶けちゃうし。」
とやっちゃんが言った。
まだ池に行ってないのにいいのかな?と私は思ったけど、やっちゃんがいいならいいか、と思って黙っていた。
「楽しかったね。」
やっちゃんが言うと、そうだね、と大人3人が同時に言った。
「お父さん、ずっとそばにいると思うよ。」
お父さんがやっちゃんに言う。
「見えなくても、ずっと、やっちゃんのそばで笑ってると思う。」
「そうかな。」
「うん。」
やっちゃんは膝の上のアイスの袋をジッと見て、何かを考えていた。
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