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♯1 制服の美少女✨💕
肌を焦がすような真夏の日差しが眩しい。
テストも終わり、既に夏休みモードだ。
今日もお昼頃まで寝ていて、ついさっき起きたばかりだ。
せっかくの長いバカンスだというのに、デートする彼女も居ない。
ゲームの続きでもやるしかなさそうだ。
詰まらない学生生活だ。
起きたついでに、近所のコンビニでアイスコーヒーと菓子パンを買い帰宅する途中だった。
まだちょっと気怠い。
「あァ〜あ、暇だなァ……」
軽くストレッチをしながら歩いていると、不意に背後から声を掛けられた。
「こんにちはぁ〜……」
「えェ……」思わず、僕は立ち止まった。
「こちらの近くにトモナガさんとおっしゃる方はいますか?」
甲高いアニメ声の少女だ。
「トッ、友永ですか?」
友永はボクん家の名前だ。
「うゥ……!!」振り返ったボクは彼女を見た瞬間、小さく呻いてしまった。
あまりにも可愛らしい美少女だ。
一瞬で、眠気が吹っ飛んだ。
アイドルかと思うほどキュートなルックスで、制服を着た女子高生だ。
少し茶髪でショートカットがよく似合っている。アニメに出て来るような理想的な美少女だ。
「フフ、どうかしました」
ボクの理想のタイプの美少女が微笑んで、ゆっくりと歩み寄ってきた。
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