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第一章「ジョン太とサバイバルの島」
ジョン太が嵐に巻き込まれたのは、夏休み3日目のことでした。
「お前さんらがいるとうるさくて仕事にならん、これで遊んでこい」
海辺の丘の上にある小さな家。
おじいさんは町に住む友人から小型の自動運転ヨットを借りてくるとジョン太と犬のパトリシアに海で遊んでくるように言いました。
波に乗ると帆に風を受けたヨットはすべり出し、右へ左へ、一人と一匹を、広い大海原へといざないます。
空は太陽がサンサンと降り注ぎ、水面はキラキラ光ります。
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