私の父は夜が弱い

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私の父は夜が弱い

 父は朝には強いが夜は弱い  20時を過ぎると目が半分閉じている  21時になると完全アウトだ  いつもはちゃんと自分でベットに行くが  たまに居間で撃沈している  そんな時は私が父をお姫様抱っこしてベットに連れていく  父はまだ軽い そして寝顔もかわいい  一度寝た父は滅多に起きない ベットに寝せて布団をかける   私は父のベットの横に座って父にいたずらをする  ほっぺをツンツンする 手で払われる  耳に息を吹きかける 少し反応する  かわいい  小さな父の手を握る 温かい  父の手を握っていると落ち着く  至福の時間だ   そして私もたまにやらかす そのまま父の隣で座ったまま寝てしまうのだ  朝が来て父が目覚める  「青葉 もうこんな所で寝て ほら ちゃんとベットで横になって」  朝が弱い私に 今度は朝が強い父が私をベットに寝かせ布団をかけてくれる  「まだ早いからもう少し寝ててね」  「はぁーい」  夜弱い父も 朝強い父も  どっちも私は大好きだ
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