1人が本棚に入れています
本棚に追加
私なりの解釈。
自分がさ、不安障害。多分、社会不安障害。
だけどさ。何て言うのかな。
ちょっと切ないっていうかなんていうか。
しかも一生付き合わなきゃいけないわけだし、知らない人からすれば、気の持ちようって。なんとでもなる病気。って言われるけど、そうじゃないんだよな。
落ち着いて、深呼吸して、冷静になって。
もう一度考え直して、いざやろうとしても、やっぱりダメで。
そうやって毎回、周りの人は簡単にやっていくのに、自分ひとりだけできなくて。
そうじゃないのはわかってるんだけど、私だけ置いてかれてる気がしてとても辛かった。
それは社会人になってから顕著になって。
幼い頃から人前で話せませんでした。
スピーチは確かに緊張するけど、緊張だけで終わらないんだよね。
頭が真っ白になって、前に、発表台に立つのだけでしんどくて。手や足が震えて、みんなが向いてなくても、グサグサと視線が刺さる。言葉を言おうとしても音として出なくて、口から出るのは空気だけ。
それは台本があっても一緒で。
更に吃音を持ってるから、自分がみんなの前で話して、聞き取りにくくないかとか色々考えてダメになっちゃう。
幼い頃から人見てる横で作業ができませんでした。
例えばなんだけど、授業で自分の意見をノートに書くことってあったじゃん?
その時に先生が見回りに来るわけ。みんなのノートを見てまわるのね。
その時に自分の近くに先生が来ると、先生からの視線が怖くて、緊張して手が震えて、手がとまって。書きたいことがなにかわからなくなって、呆然としちゃう。
それを踏まえて読んでほしいんだけど、社会人になってから気づいたことね。自分が仕事してるところをずっと監視されてる風にとらえちゃうの。
実際にはこっちなんか向いてなくても。
意識過剰なのはわかってるんだけど、上司と2人だけなのに、ドアのあるところから複数の視線を感じて、ただでさえ緊張してるのに、更に緊張して、動きが鈍くなるの。
そして段々と仕事が溜まっていって、自分だけじゃ背負いきれなくなって、見かねた上司が手を貸してくれるんだけど、それが罪悪感になって膨らんでいく。
そのなか頑張って動いてるんだけど、ミスをしてしまって、上司は苦笑いで許してくれる。けど、これで同じミスを何回した?って、心の声が聞こえてくるような気がして。
他人の気持ちまで想像しちゃうのがダメなのかな。
自分が深読みしすぎなのかな。
でもさ
最初のコメントを投稿しよう!