2/51

101人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ
高校を卒業してからは進学せず俺はフリーターになった 今年から一人暮らしも始め自由万々歳! いやー家賃が安い物件が見つかって本当にラッキーだった ワンルームでちょっと狭いけどまぁいいだろう 「憂君、これ今入った部屋んとこに運んで来て」 『了解!』 ここは駅近の二階建ての建物の二階にあるカラオケ店 俺はそこでバイトをしている従業員 見た目が本当に童顔だと言われるからよく未成年と間違われるがこれでも一応成人しているのだ この店はそこまで部屋数が多くないカラオケ店だから満室になったらオーダーが入らない限り本当暇で超楽勝 我ながらいいバイト先に出会えたもんだ 因みに俺はこの店の常連客だった 顔馴染みだから店長とも仲が良かって前のバイト先を辞めたい辞めたいと愚痴っていたら、 ある日突然このカラオケ店で働かないか?と店長からスカウトを受けた だから面接とかそんなのは一切無かった ただ履歴書を書いて渡しただけ 本当あり得ないようで本当にあるんだなぁそんな話 .
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

101人が本棚に入れています
本棚に追加