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店が余りにも暇なもんだから俺は早めに上がる事になった 早めって言ってももう午前4時なんだけど 『はぁ……眠っ!』 帰ったら取り敢えず風呂入って昼過ぎまで寝るかな その前に腹減ったからコンビニ寄って適当に飯買って…… そう思いながらまだ暗い道を欠伸をしながら歩いた その時、どこからともなくキャッキャと騒ぐ楽しそうな声が聞こえて来たんだ 今4時だぞ? 超近所迷惑じゃん…… 声はどんどん近付いて来る いや、俺が向かってる方向から声がすんのか? まぁいーや とにかくさっさとコンビニ寄って帰ろっと 近所のコンビニに到着した時、時間的に誰も客がいないと思っていた店内に4人組の男女がいた 女性の笑い声…… さっきキャッキャ聞こえてたのはこの人達か? そう思いチラッと見てみると………… 『……え?』 その中の1人は何と颯太の彼氏、司さん! や、ちょっと待って…… 思わずささっと隠れ彼等を観察 「ヤダー」 「あははっ」 ……と、ドリンクコーナーの前で司さんは女の人とイチャイチャしてる様子 ってか腕組んでるし…… うわーマジかよ 俺は見てはいけないモノを見てしまったのかも知れない…… 颯太はまだバイト中 この人、颯太がバイト中なのをいい事に女の人とこんな時間にこんな所でこんな…… そう思った瞬間イラッとし、敢えて俺は彼等の前に姿を現す事にしたんだ 『…………』 司さんはまだ俺の存在に気付いてない 『……ゴホンッ!』 そうわざとらしく大きな咳払いをした時、こっちを見た司さんとバチッと目が合った 「……っ!」 その時の彼の表情を俺は絶対に忘れない この裏切り者めが .
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