紅の鎖
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湿気を含んだ青臭いカビと錆びた鉄の臭い。微かに空気が流れる音。動きを封じられた暗闇の中で五感を研ぎ澄まし情報を探る。 「誰かいないのか!?誰か!」 横たわった体を捻り声を絞り出す。声は僅かに反響し最後の音がスッと溶けた。 どうやらここは狭い部屋だ。
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