155人が本棚に入れています
本棚に追加
「300万なんて、すぐに準備できる金額じゃありません…だけど、あなたのモノをしゃぶる事も出来ない…っ!」
「ずいぶんと強気だな…」
「……………」
俯いていると、便座に座っていた男性は立ち上がって俺の方へ近づいてくる。俺は咄嗟に逃げようと後ろを振り返り鍵に手をかけた。
「逃げられると思う?」
「ちょっ…離して…っ!」
後ろから抱き締められ、手を拘束される。
こいつ…力が強くて振り払えない…っ!!
身長も体格も、顔さえも…こいつに勝てるものが俺には備わっていない…っ!
「そんなにしゃぶりたくないなら、俺がお前の相手をしてやるよ」
「はっ!?な、何言って……ちょっ!!何っ…」
慣れた手付きでズボンのファスナーを下げ中に手を入れてくる。それを拒むこともこの格好では出来ない。
「…興奮してる?半勃ちしてるけど…」
「ちっ、違う…っ!!…触るな……」
「ただ触れただけなのに、段々勃ってきてるよ…無理矢理犯されるの好きだったりして」
クチュ…
生温かくて湿った舌が俺の耳を優しく舐める。その瞬間、ゾクゾクッと身体中がふるえた。
「耳…弱いんだ?」
「んっ…はぁ……ぁ…」
舐められる度に自分でも聞いたことがない甘い声が漏れる。こんな声が出るなんて…信じられない…耳だけでこんな…っ!
最初のコメントを投稿しよう!