苦しみの雨

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               素直な私 わたしのホントは、ホントではない 嘘をついてばっかだった クラスに正直わたしの居場所はない そう言い聞かせていた 言い聞かすというよりも、思っていた いじめられていないし、友達と話せないわけでもない ただ、話したいという気持ちもない 一人でいるのがどれぼど楽か みんなはわかっていない わたしだけが知っている、それでいい そんなふうに、過ぎていってくれればいい 私の青春時代は… ホントの気持ちなんて、自分の心に聞きたくはない そのままいれるなら、悩まずにいられるなら、それが一番いい 素直な私はいらないんだ
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