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志賀崎宅から飛び出し
なんの宛てもなく
ただひたすら逃げるように
走っていた東雲は我に返り
ふと辺りを見回すと
全く見た事の無い
光景があり…
いつのまにか東雲は
迷子になっていた…
東雲「何で飛び出したんだろう…先生には憧れてるだけなのに…なんで…」
ブツブツ言いながら
歩いていると
ドンッと人とぶつかり合い
とっさに
東雲「っあッすみません考え事してて」
慌てて謝罪の言葉を
言いながら相手を見ると…
?「そんな慌てなくてもぶつかった相手は蓮根和仁ですよ」
クスクス笑いながら言われ
顔を上げるとそこには
和仁の姿があった
ぶつかった相手は
和仁だった…
東雲「あ…和仁君…あっ大丈夫?怪我無い?」
少しホッとしながらも
和仁を心配するが
和仁「俺より東雲さんが大丈夫じゃない顔してますよ?俺で良ければ話聞きますよ?」
逆に心配されてしまい…
近くの河原に行く事に…
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