悪戯と本気と-

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仕方なく一緒に診療所に戻ると、ふてくされながらも仕事を覚える為に、カルテと睨み合いながらも、患者を覚えようと真剣に見ていると… 志賀崎「覚えられそうですか?」 クスクス笑いながら、背後に立つとカルテを見ながら患者について軽く説明してゆく… 東雲「なる程…」 納得しながらも、覚えようとしていると急にカルテを取られ 志賀崎「このカルテの患者もう来られないので」 ニッコリ笑いながらカルテをしまうと 志賀崎「とりあえず明日から仕事でお願いしますね、さて今日は終わりです」 そぅ言われ、時計を見ると時刻は夜9時を回っていた… 東雲「そぅですね」 カルテを片付けていると- 東雲「ひゃッ///////」 声と同時にバサバサと音たてながらカルテが床に散らばりると同時にしゃがみ込む東雲… 志賀崎「あ…すみませんね」 缶コーヒー片手に、唖然となりながら一言謝ると、缶コーヒーを机に置きカルテを集めて行く 東雲「えっあっすっすみません」 ハッと我に返るとあたふたしながらカルテを集めだし 志賀崎「いえ急に頬に冷えた缶コーヒーつけた私が悪いんですから謝らないで下さい」 苦笑いしながら、カルテを集めていると…一枚のカルテを同時に取り、東雲の手が志賀崎の手の上…ハッと気付いたのかパッと手を離し、少し頬を赤らめていると-
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