悪戯と本気と-

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いきなり腕を捕まれるとグイッと引っ張られ抱き締められた 東雲「ぇ…ぁ…///」 ビックリして手にあったカルテがバサッと床に落ち 東雲「おっ俺弟さんじゃ…//」 何かを言わなければ…そう思って出た言葉は志賀崎を笑わせた…クスクス笑いながら 志賀崎「判ってますよ」 と言うと続けて 志賀崎「悪戯でもないですよ」 優しく言うと少し強く抱き締め 訳が分からなくなってきた東雲だが志賀崎から離れようとはせず逆にすり寄り少し赤くなった表情で志賀崎の顔を見ると 東雲「じゃあ…どうして///」 潤んだ瞳で見つめる東雲に対して志賀崎は微笑むと 志賀崎「悠は私にとって…」 言いかけると- ピーンポーン呼び鈴が鳴ると同時に我に返ったのか急に恥ずかしくなったのか 東雲「わっ////」 声をあげながら両手で志賀崎を突き飛ばすと俯き 突き飛ばされた志賀崎は壁にぶつかり痛そうに背中をさすりながら 志賀崎「いっつつ…誰でしょうね…」 もぉちょっとだったのに…と言わんばかりの表情を一瞬浮かべると面倒くさそうに玄関に向かおうと歩きだし 東雲「あっ俺カルテ拾ってます」 慌てて志賀崎の背中に向かって喋ると志賀崎は適当に手を振り玄関に向かった 東雲「…さっきの…何だったんだろ…」 思い出したのか少し赤らめながらも独り言を言いながらカルテを集めて行く… …一方…志賀崎は…
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