憧れか好きか-

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玄関に辿り着くと 志賀崎「はい…どちら様で?」 不機嫌そうな声で戸を開けると同時に ?「遅い!」 と…下から怒鳴り声が聞こえ下を見ると 志賀崎「三月…あぁ配達時間だったな悪い」 苦笑いしながら言うと招き入れ 志賀崎「発注書な」 発注書を差し出すと三月はじーっと志賀崎の顔を見 三月「先生は相手の気持ち知ってる?」 何かを察知したのか急に話出し 志賀崎「何を?」 何の事か解らず聞くと三月はニッコリ笑い 三月「一方的な想いなんて相手に通じなきゃ意味ないよ」 と言うと薬を置き 三月「またね先生」 ニッコリ笑いながら部屋を出て行った… 志賀崎「…何なんだよ」 見透かされたようで気味が悪かったのか鳥肌の立つ腕をさすり…確かに相手…東雲の気持ち知らないな…と想いながら薬をしまってゆく…
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