母ちゃんのハナシ

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「タケシ、お前の母ちゃんはね」 父ちゃんの背中をさすりながら、ばあちゃんはオレを見て言った。 「…うん」 オレは頷く。 「お前の母ちゃんは、素敵な人だったよ」 泣いている父ちゃんに代わり、ばあちゃんは語り始めた。
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