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twin-ray
自分の愛を人に分け与えてばかりの人だから
わたしはあなたの空っぽの孤独に
同じように愛を与えてあげたくなる
ノーガードになったその背中を庇って
頭を撫でてあげたくなる
ちっちゃな頃
『星の金貨』の絵本が切なくて切なくて
だけど一番大好きだった
わたしが読んだ『星の金貨』は
今日知られるものでは無くて
女の子が身につけるもの全てを与え尽くして
最後神さまに呼ばれて星になってしまうお話
あの物語の星になった女の子を想うような気持ちに似ている
あなたの抱く物語はいつも切なくて頭から離れない
何故だか不思議だったけど
ただ切ない話だからじゃなくて
大好きな絵本に似ているんだ
あなたはわたしによく似ている
幸せでいてね
幸せになってね
沢山の愛に包まれていてね
可愛いあなた。
どんなに格好良く生きていても
どんなにまっすぐに男らしく生きていても
一生懸命な可愛いあなた。
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