無限の二人 ~不思議な世界~

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「ねぇ、覚えてる?」 「、、、」 「え?覚えてない?」 「それパジャマ?」 「あ!」 「それで走り回ってたの?」 「うるさいうるさい 仕方ないの 家が急に無くなったんだから」 「なかなか恥ずかしい格好で 外で会ったら知ってても 覚えてないっていいそう」 「なんでよ」 「知り合いだと思われたら 恥ずかしいやん」 「なんでよ 可愛いじゃん私」 「いや、似合ってはいるけど それで外は凄いわ」 「もうやめて 思い出すだけでこっちが恥ずかしい」 「どんまい」 「そう言ってる拓磨くんも パジャマだからね」 「だってここ自分家だから」 「じゃあ私の家でもあるから いいの!」 「まぁ帰れないんだろうし ゆっくりしていきゃ」 「なに急に?」 「行くとこ無い人を追い出すほど 酷いやつだと思われてたのか」 「少しは良いところもあるんじゃん」 「追い出すぞ?」 「すいませんでした」 「まぁ外に出れないんだし ゆっくりしや 母さんにも会ってきなよ 俺は寝るから」 「また寝るの?」 「どうせ外に出れないんだ 寝るしかないだろ」 「トランプとかあるでしょ? 遊び倒すよ?」 「そういう切り替え早いな」 「ほらもってきて それまでお母様に会ってるから」
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