人々を愛した代償

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時は流れて21世紀。 相変わらず地上は深い業を背負いつつ、混沌とした物事の終わりに似た、失敗作の幼児の絵に似た、罪の繰り返しの塊に似た、そんな歴史が積み重ねられていた。 地球のどこかの片隅で、プロメテウスはそれらを今でも見守っており、ソロ達と静かに暮らしている。 殆どの人はそれを知らない。 また朝が来る。 了
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