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「もしもし、ブレント？」
‘hi,Manami. お疲れ様。どうした？’
「ブレント久しぶりだな」
‘wow…悠衣まで何かあった？’
「紗綾が岳人さんと結婚したって知ってた？」
‘結婚したの？それは知らない。先月だったかな…子どもができたっていうのは聞いてたよ’
「そうだったんだ。私、二人が付き合ってたのも知らなくて驚いちゃって、何となくブレントに聞いてみようと思って」
「愛実があまりに驚いてアゴ外しそうだった、くくっ」
‘僕も見たかったな、その驚きようは’
「ブレント…」
‘何？’
「おかしなこと聞いて悪いんだけど…」
‘うん、大丈夫だよ’
「紗綾は今ちゃんと幸せな気分なんだよね？」
‘なるほど…愛実は紗綾側から見てるからね…’
「どういうことだ？わかるように説明しろ」
‘はいはい。僕の方が岳人の友人として心配していたんだ。岳人が先に紗綾のことを好きになったけど…紗綾って友達も多いしボーイフレンドと付き合った、別れたって結構頻繁なタイプだろ？’
「確かに別れたらすぐ探してはいるけど二股とかする子ではないよ」
‘それはそうだけど、岳人がアプローチしてからもすぐに付き合った訳でなくて他の奴二人くらいと付き合って…途切れたタイミングで岳人にOKしたんだよ、紗綾が’
「なるほど…で、お前は友達が本当に思われているのか心配してたと」
‘そう。でも付き合い始めたら紗綾の方もベタベタだったよ。もう心配してない。愛実、紗綾は岳人に愛されてるから幸せだよ。二人の間に愛はあるよ’
「それなら良かった…あまりに何も知らされていなくて…突然赤ちゃんって…驚いたあとに少し心配しちゃった。ブレントに聞いてみて良かったよ、ありがとう」
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