Dinner with Saya and her partner *thanks for 35,000stars*

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 ブレントとの電話を終え俺に凭れて座ったまま、愛実はしばらく会っていない友人に思いを馳せているようだ。 「紗綾が決めたんだ。大丈夫だろ」 「そうね」 「恋愛の形は人それぞれ。愛情の形も人それぞれ。その表現方法も人それぞれ。当人同士にしかわからないことの方が多い。それでいいんだ」 「うん」  愛実はソファーに横になると俺の腹に顔を埋めるようにして腰に腕を回す。 「お昼寝させて下さい」 「ん、いくらでも」  愛実の髪と背中を擦りながら静かに言う。聞こえていても聞こえていなくてもいいんだ。俺が今言いたいだけだから。 「俺は愛実を愛しているだろ?人から見れば理解出来ないこともあるかもしれないが…俺は愛実に言葉でも態度でも24時間365日愛情を注ぎたい。愛実が1秒でも不安になることのないように…溢れているくらいでいいんだ…そしたら今日みたいに友人たちにも心配かけることないよな。いつどこで誰から見ても愛実が幸せなんだから…」  そのまま寝るかと思った愛実が 「間違いなく幸せだよ…私は悠衣のおかげで幸せ」  そう言いもっと腹にひっつく。 「俺も毎日愛実に負けないくらい幸せ…今も煽られて幸せだ」 「また…おかしな事を言う…でもそんな悠衣も大好き」 「昼寝は中止だな、ベッドに行くぞ」
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