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Dinner with Manami's parents *thanks for 40,000stars*
結婚すると決め、マレーシアにいる俺の両親に連絡を入れると
「悠衣、良くやった。一度二人でこちらに来なさい」
わかっていたことだが喜んでくれた。そして克実には今、愛実と一緒に克実の部屋で報告している。
「そうか…愛実、おめでとうでいいんだな?」
「大丈夫」
「克実、心配ない。俺に任せてくれ」
「ああ、二人ともおめでとう」
おめでとうと言う割には克実の表情と口調が冴えない。
「克実の心配はわかる…お父さんとお母さんでしょ?」
愛実が聞くと
「そうだな…どういう反応か…」
克実がソファーの背に体を投げ出し頭の後ろで腕を組む。
「どう言われるかはわからないが、とにかく会う。結婚すると決めたんだ、当然だろ?愛実、ご両親の都合を聞いてくれ」
「…うん」
「愛実、ご両親にどう言われても結婚はする。その後の愛実の幸せな姿を見てもらって理解してもらえばいい。幸せにする自信はあるし、愛実も幸せになる自信があるだろ?」
「うん」
「そうだな…愛実、俺は賛成だから加勢はしてやる。いま電話してみろ」
克実にも言われ愛実が実家に電話をする。
「もしもし…お母さん」
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