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深夜2時を、指した頃
とある病室から、赤子の鳴き声が廊下に響き渡った。
とても、可愛らしい赤子だった。
愛しくて愛しくて、堪らなかった。
でもね、その赤子はね少し問題があったのよ。心臓が弱く近く亡くなってしまうって、、お医者さんが私達に告げた。
私は、医者に伝えられた後赤子を抱きしめたかった。でも心臓が弱いからと赤子は、看護師にとある室を連れて行った。
あの子を、抱きしめたかった。
彼に、赤子について話したくなかった。
彼も悲しむから。そんな事を考えるうちに赤子は、成長をしていった。
父親は、早く亡くなってしまい私だけ
毎日病室に通い、看護師に赤子の様子を聞く、そんな毎日だった。
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