胡蝶の夢

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*史実ネタ* ・濃姫十三歳、信長十四歳の時に結婚しました。 濃姫の父、道三が信長がうつけ者だったら殺せと言ったのは、有名な話。 楽市楽座等、道三のしていた事を見習って信長はしました。 信長からしたら、道三は尊敬にあたる人物だったのかもしれません。 ・祝言 お嫁入りする姫は輿に乗って夜、輿ごと部屋に入ります。 そこから嫁入り=輿入れと言われるのだと思う。 新郎新婦と進行役の者、ごく少数で式は行われ、その後床入り。 戦国時代の風習はあまり残されていないので、探し出すのに一苦労です。 ・若き頃の信長のけったいな格好も有名な話。 半袴→シマウマなど、本当の皮で作ったものなので超高価! セレブの考える事は分からない、そんな勢い。だけど、遊びほうけている様に見えて、実はしっかりと先を見据えての事をしていたから、やっぱり信長は只者じゃない! 史実信長贔屓の私としては、好きな人物です。 ・当時、死産、産まれても育たないはよくある事。出産はまさに命と引き換え同然の事でした。 話の様に、代わりの子を探すのは可能かな、と思います。 ・濃姫 謎だらけです。早々に亡くなった説、本能寺の変の後も生きていた説。現在分かっているのは、二人の間に子どもは居なかった事。 これも、もしかしたら居た! なんてなる可能性もあったり…… 女性については記録されないのが主流なので憶測が飛び交うばかりです。 想像と言う名の妄想…そこが歴史の面白いところでもあります。
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