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 好きな作家の新刊が出た。記念すべき百冊目らしい。シリーズものをたくさん書く人だけど、今回は単発。まだ題名とあらすじと本のカバーを見ただけだが、もうワクワクが止まらない。この人は独特な言い回しが特徴だが、一言じゃ説明できないような世界観も特徴だ。現実世界では絶対にありえない設定がこれでもかと詰め込まれているが、そこに生きる人たちが抱く感情は誰もが知っている。そういう不思議な世界を文章だけで創ってしまう、化け物みたいな作家だ。だから、独特な言い回しが使われるのかもしれない。ああ、一つ考えが深まった。  さて、Twitterによると発売日は二週間後らしい。ちょうどバイトの給料日の次の日だから、大学の帰りに買って帰ることにする。
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