コロナ渦中の闘病日記−これまでのあらすじ-

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コロナ渦中の闘病日記−これまでのあらすじ-

 皆さん、こんにちは。YUAです。  コロナ渦中の闘病日記が内科での治療をすっ飛ばして外科の話に飛んでしまい話があっちこっちに飛んでいるため、これまでのあらすじを下記に記載します。  連載当初から随分コロナに対して意識も変わってきたので自身の気持ちの整理をするためにもあらすじを書きました。  宜しくお願い致します。  新型コロナウイルス(以下コロナ)が日本にも蔓延し早一年以上経つ。連日のコロナの報道に慣れてしまったせいか、感染を警戒する意識が少しずつ低下している方もいるようだ。コロナは決して他人事ではなく、誰にでも感染する恐れがある。感染しなかったとしても、二次・三次被害にあわないとは断言できない。  私も医療機関に受診ができず危うく命を落とすところだった。昨年秋から感染性心内膜炎にかかったが、病名が判明するまで五か月を要した。というのも四〇度近くまで上がった高熱を理由に複数の医療機関に受診を拒否されたからだ。コロナの陰性を証明したくても保健所と一向に連絡がつかず病状はますます悪化した。今年の早春に漸く検査を受けられたが、菌に侵された心臓は肥大し重症化していた。検査の当日に緊急入院を余儀なくされたのは言うまでもない。  四月上旬に開胸手術を無事に終え退院できたのは奇跡である。医療従事者の適切な治療があったお陰と感謝する一方で、早く医療機関を受診できれば半年以上の闘病生活を送らずに済んだかもしれないと悔やまれる。  しかし、五十一日間の入院は普段の生活では知りえない医療現場の一端を知る貴重な日々でもあった。新規感染者数や病床の逼迫度合の報道はよく耳にするが、コロナによる二次・三次被害が私達の身近で起きている現状はあまり知られていない。  私は自身の体験を伝えるべく、入院中からコロナ渦中の闘病日記と題してエッセイを書き始めた。  厳しい今を乗り越えれば各地を自由に往来し、マスクを外して会いたい人と会って話ができる日は必ず訪れる。一日も早くコロナが収束するよう共に日々の感染症対策を心がけともにこの苦難を乗り越えようではないか。
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