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小春日和
真っ青な空に冬の陽ざし
まるでDAYで作られたような小さな家
水色のペンキで塗られた壁に黄色の扉
その前に、二人の少年がいた。
午後の眩しい日差しの中
少年二人は、顔を見合わせながら
「ほら、ここの扉。
俺らが子供の頃は、
ここまでしか背がなかったんだな」
そう呟いた途端
二人少年は、小さな幼子の身体になってしまった。
『小春日和にやられたな…』
思いながら目が覚めた。
2024.2.4(日)記
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