通勤電車
1/1
読書設定
目次
前へ
/
45ページ
次へ
通勤電車
この駅で乗りこんでくる一人のサラリーマンは、 一度必ず窓の外の方に向きを変え、 送ってくれたであろう妻に向かって手を振る。 それから正面を向き、笑みを零しながらカバンを抱く。 隣席のくたびれた高齢者は、 カバンから、缶コーヒーと菓子パンを取り出して、 だらしなく食べ始める。 それぞれの一日が、日常が今朝も始まる。 2024.2.28(水)記
/
45ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!