うま

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うま

13bf8e2c-0ace-42e1-ab98-29db63707235 俺んちのアパートにブロンズの馬がいる。 “ある”じゃなくって、“いる”のだ。 その馬は、陽が落ちると、 突然大きく伸びをして、次の太陽が昇るまで 夜空を駆け巡るのだ。 俺は、時々、昼間、彼の足元にペレットを置いておくと、 翌朝には綺麗に無くなっている。
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