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『異世界Links』
もし僕がここじゃない何処かでもう一度目覚めて
言葉も感覚も情緒も違う世界で暮らすことになっても
また君を探すことから始めようと思う
地位もなく、お金もなく、頼る相手もない
身の置き所を失ったまま、それでもまた君を求めて旅をする
そしてまた必ず見つけ出すのだ
透き通る空の下、何気に暮らしている君のことを
それは君に似た誰かではなく
明らかに、紛うことなく、まんま君自身を探す旅なのだ
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