心地の良い午後に

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心地の良い午後に

窓の外から 心地の良い風が吹く 午後に ノートの中に 広がる世界 遥か遠い記憶 夢は望みなのか 儚く溶けてゆく 何気に過ぎてゆく時間は 穏やかな流れの中に あなたの風を受けて、 新たな光の元へ リアルに感じられる 自分を確かめたいから 眩しさどうか見せないで 瞳を曇らせたくない この場所は偽りでもなんでもない 確かに求めた 午後の晴れ間に 乾いた部屋に 心地の良い 陽が差しこむ 午後に キャンバスの中の ひとつの花 遥か遠い記憶 愛は幻想なのか 脆く崩れてゆく 何処かに置き去りの時間は 今ある温もりに消えて あなたの陽射しを受けて、 果てゆく光の中へ リアルに感じ合えれば 自分を確かめられると 優しさどうか見せないで 瞳を曇らせたくない この場所は偽りでもなんでもない 確かに求めた 午後の晴れ間に 心地の良い午後に消える 情熱の一欠けらを あなたの風や陽射しにあてて 未来へと繋ぎとめる あなたの風を受けて、 新たな光の元へ リアルに感じられる 自分を確かめたいから あなたの陽射しを受けて、 果てゆく光の中へ リアルに感じ合えれば 自分を確かめられると 優しさどうか見せないで 瞳を曇らせたくない この場所は偽りでもなんでもない 確かに求めた 午後の晴れ間に 2004
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