戦場への線上で

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戦場への線上で

驚くほど騒がしい  TVニュースつけていた 驚くほど静かな  この国の外では今日も血が流れる 人類を何百回も消せる「核」が 小鳥が囀るよそで造られてる この国が射程距離の許されてる 隣の国でも今日も… いつかこの国が 戦場と変わる日が来るのなら その中で生きてゆくことが できるのか、 一番に死ぬだろう… 普通に考えてみても  安全なんて保障されてない 反撃なんて東京と俺達が この世から消えてから始まる 国の為 皆の為 そんな税金から 銃器や弾や戦闘機が 造られてく だけど、この国の軍隊は 先制を許されない 自衛隊… いつかこの国が 平和を掲げてるだけじゃ 駄目だって事を 唱え始める日が 来るのなら どこかは黙ってないけど 壊れた 天秤上の平和 一国に委ねられた正義 このままじゃ巧く続かない 次々と手に入れてく国 いっそみんなで保有して睨み合おうか こんなことでしか 解決できない… 1997
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