Glass Made Castle

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仕事辞めて ひと月経ち気付く  日毎募る不安 繰り返しの日々と共に在った  [リズム]と言う名の鎧を 罪を犯す事でぶち込まれる牢は  三度の飯と寝床が約束されていて 結局何処かに気持ちをぶち込んで 依存する事で保つのです とりあえず生きてるよ  死を恐れる[性]だけで 周りを見渡して 周りと同じ様に歩いてれば パンにありつけるんだ なんて自由な世の中だ 頭が痛む程に 大きな権力と 大きな圧力の [忙しさ]の中で守り続けるだけなんだ 『互いの夢の為、     今を地味に重ねて生きてゆこう。』 だけど昨夜 奴は事故で逝った  涙も糞もなかった [メディア]で満たされた世界だから [先]も少しながら覚悟してる日々の中で 摂氏20℃が暮らし易い気温だから [作り笑い]で保つのです 胸刻む鼓動は 血液の通う証拠 そんな知識など そんな見解などなくたって パンにありつけるんだ なんて便利な世の中だ 頭が痛む程に 色んな言葉使って 色んな表現出来る  胸に溜まり過ぎて破裂するほど 肥大し過ぎた脳の用途は  濁流を凌ぐ為のモノでなく 只単に濁流に強さを感じてしまう モノでしかないだけなんだ 美しき社会と 儚き心は 先が見えないから 大人になれないだけなの? 硝子で築かれた 透き通る様な精神は 頭に置かれてる 鉄球を廻す度   皹が入る程の代物で [自由]とは逃げ場のない最大の[拘束]なんだ 培った常識らで 結局何も出来ず [毛布]に包まって生きてゆくだけなんだ 2000
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