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Dear My Friends
チャイムの音から遠ざかり
幾つもの季節が過ぎ去って
幾つもの一粒の関わった仲間達の
言葉や優しさ今でも消えず
今では会うこともない切った奴も
顔さえも思い浮かばぬ奴も
皆どうしているのかな それぞれの道の上で
迷い苦しみ歩いているのかな
思春期の苛立ちや 苦い恋の終わりも
皆の笑い声が忘れさせてくれた
進学云々や世間の野次も
皆の騒ぎ声が掻き消してくれたから
共に築かれては 築き合って
交わしたすべての友よ
喜びと 怒りと 悲しみも 楽しさも
傷を舐め合う訳じゃない 生きてく心地を
教えてくれた あの日の友へ贈ろう
そして今 先立つ仕事に追われていても
あの頃培った想いは消えずにいるから
肩を叩き合い 励まし合える
皆に囲まれ暮らしてゆけると......
儚い夢も そんな仲間たちと
酒を交し合えば勇気づけてくれる
仕事のヘマも 皆と騒げば
明日は心地よくドアを開けられるから
時に傷つける事もあり 罵倒することもある
だけど許して欲しい 逆に許す自信もあるから
色とりどりの日々は 必ず未来へ
繋いでくれるだろうから
甘えてばかりじゃ いけない世の中
友情がどうのって云うわけじゃないけど
誰かの言葉で救われた夜もある
誰かの助けで取り戻した星もある
皆もひとりで 塞ぎ込む時には
力になりたい奴がいるのを忘れないで
少し頼りない俺だけど すべての友へ
[Dear My Friends] この歌を贈るよ
共に築かれては 築き合って
交わしたすべての友よ
喜びと 怒りと 悲しみも 楽しさも
傷を舐め合う訳じゃない 生きてく心地を
感じ合える すべての友へ歌おう
1995
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