Dear My Friends

1/1
前へ
/29ページ
次へ

Dear My Friends

チャイムの音から遠ざかり  幾つもの季節が過ぎ去って 幾つもの一粒の関わった仲間達の 言葉や優しさ今でも消えず 今では会うこともない切った奴も  顔さえも思い浮かばぬ奴も 皆どうしているのかな それぞれの道の上で 迷い苦しみ歩いているのかな 思春期の苛立ちや 苦い恋の終わりも 皆の笑い声が忘れさせてくれた 進学云々や世間の野次も 皆の騒ぎ声が掻き消してくれたから 共に築かれては 築き合って 交わしたすべての友よ 喜びと 怒りと 悲しみも 楽しさも 傷を舐め合う訳じゃない 生きてく心地を 教えてくれた あの日の友へ贈ろう そして今 先立つ仕事に追われていても あの頃培った想いは消えずにいるから 肩を叩き合い 励まし合える 皆に囲まれ暮らしてゆけると...... 儚い夢も そんな仲間たちと 酒を交し合えば勇気づけてくれる 仕事のヘマも 皆と騒げば 明日は心地よくドアを開けられるから 時に傷つける事もあり 罵倒することもある だけど許して欲しい 逆に許す自信もあるから 色とりどりの日々は 必ず未来へ 繋いでくれるだろうから 甘えてばかりじゃ いけない世の中 友情がどうのって云うわけじゃないけど 誰かの言葉で救われた夜もある 誰かの助けで取り戻した星もある 皆もひとりで 塞ぎ込む時には 力になりたい奴がいるのを忘れないで 少し頼りない俺だけど すべての友へ [Dear My Friends] この歌を贈るよ 共に築かれては 築き合って 交わしたすべての友よ 喜びと 怒りと 悲しみも 楽しさも 傷を舐め合う訳じゃない 生きてく心地を 感じ合える すべての友へ歌おう 1995
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加