クランケ1:ち~ちゃん〓

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操作になる。ピィ~ン。部屋の前面に画像が浮かび上がった。ち~ちゃんと若く美しいママの二人が明るい陽射の中を歩いている。真っ直ぐな都会のストリートを笑いながら語りながら手をつないで仲良く歩いてく。〓「ママ、お花屋さんだ。」😃「ほんと、綺麗だね。ち~ちゃんの好きなお花を買って行こうか」〓「うん、あの黄色がいい。」😃「あの黄色のお花ください。」ち~ちゃんの手にはいっぱいの黄色のお花を持って、ママと語りながら歩いて行く。花の名前はデイジー💠、花言葉は溢れる幸せ。お互い、二人は顔を見合わせながらお花を持って歩いて行く。プーン……画像が消えた。ち~ちゃんの目には一筋の涙。😃「AMB注入。」「この画像を保護する。デイジーロックオン」。ち~ちゃんは、目覚めると何も無かった様に、研究所の娯楽施設で遊んで帰った。ち~ちゃんのパパに横山は「本システムは今のところ副作用はありません。しかし、何かあったらお電話ください。次の診察は1ヶ月後です。」 「分かりました。先生ありがとうございました。」 そう、この治療システムは副作用がまだ、分からない。よって追跡調査を行っている。
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