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オニオンからMeetsのチェックイン連絡を受け、フロントへ案内する。
佐藤Bが煙草を喫おうとしたので、「禁煙だ」と短く注意した。
スンスン。
お客が美女の残り香を嗅いでいる。
「いい女がいるんだな? どの部屋だ?」
「教える訳ないでしょ!」
オニオンが珍しく苛立ちながら応対すると、お客はベルトを外し始めた。
「お前も、かわいい顔してんな。今からキメセクしようぜ」
「悪いけど、そんなルームサービスはないんだよ。
代わりに去勢手術のサービスなら承れっけどな」
オニオンに向けたイチモツの根元にダガ―ナイフを這わせる。
お客の男根は萎える処か、一瞬さらに怒張する。
屹立したせいで、薄皮が切れる感触がナイフ越しに伝わる。
同時にお客は叫び、白い液体をオニオンにぶっかけた。
「退屈しなさそうだな。まぁくれぐれも頼む」
佐藤Bが笑いながら、去って行く。
エクスタシーの叫びかよ、この変態野郎が。
俺はそのままベルトをデニムから引き抜いた。
「ベルトも没収だ。首を吊られたら困るからな」
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