05.ジャンキー

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オニオンからMeetsのチェックイン連絡を受け、フロントへ案内する。 佐藤Bが煙草を喫おうとしたので、「禁煙だ」と短く注意した。 スンスン。 お客が美女の残り香を嗅いでいる。 「いい女がいるんだな? どの部屋だ?」 「教える訳ないでしょ!」 オニオンが珍しく苛立ちながら応対すると、お客はベルトを外し始めた。 「お前も、かわいい顔してんな。今からキメセクしようぜ」 「悪いけど、そんなルームサービスはないんだよ。 代わりに去勢手術のサービスなら承れっけどな」 オニオンに向けたイチモツの根元にダガ―ナイフを這わせる。 お客の男根は萎える処か、一瞬さらに怒張する。 屹立したせいで、薄皮が切れる感触がナイフ越しに伝わる。 同時にお客は叫び、白い液体をオニオンにぶっかけた。 「退屈しなさそうだな。まぁくれぐれも頼む」 佐藤Bが笑いながら、去って行く。 エクスタシーの叫びかよ、この変態野郎が。 俺はそのままベルトをデニムから引き抜いた。 「ベルトも没収だ。首を吊られたら困るからな」
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