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「悪魔が消えていなくなったか。俺はもう自由だ!これからは何にも縛られることはないのだ!やったぞ!」
悪魔が居なくなったことで、スイはこれから今まで以上の楽しい生活をして生きていくのだ!と希望を抱いていた・・・が、それもつかの間だった。
スイの身体が半透明になって消えかけていたのだ。
「なぜ、なぜ私が消えなければならない!?嫌だ、誰か、ダレ・・・カ、タス・・・ケ・・・テ」
そう、この世界は罪を犯した者達が集められ、業を受け、朽ちて滅びる定めである。
定めに従い、消えゆく運命なのである。彼もまたその内の一人である。
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