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再会
「ねぇ、わたしのこと覚えててね、高梨くん、、」
「あぁ、もちろんだよ、離れていても忘れないよ、奈美恵ちゃん、、」
そう言って、高梨裕也は、東京へと行ってしまったのでありました。
それから、一年が過ぎていくと、、、
後鳥羽奈美恵は、高校三年生の夏休みにあることを決心する。
其れは、、東北から東京に出て行った彼氏を探すことであった。
後鳥羽奈美恵は、一通の手紙を頼りに上野駅まで田舎から出て来たのであります。
彼氏と別れたのは、高校二年の夏休みでありました。
あれから一年が経つけど、わたしのこと憶えているかしら?
その手紙の住所には、台東区〇〇町としか書かれていなかったのである。
それだけで彼氏を探せるか?は分からないけど、、
でも、一歩踏みださ無ければ何も始まらないと思ったからであります。
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