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四、「アナーキー・ザ・おっぱい」
大量の汗を流しながら震えている丸坊主「元・ライパチ幸助」。
おっぱいに恵まれ過ぎて淫らな落書きをされる少女「おっぱい恵」。
お互いの胸に秘められた思いは異なれど、今、確実に運命の歯車によって、噛み合いながら出会いを果たしてしまっていた。
これぞ、
青春ノン・ストップ!
ん!アホか!?
などと、つっこみ放題な沈黙の時が二人をしばらく包みはしたものの、テンション激低のおっぱい恵が先に冷静さを取り戻していた。
おっぱい恵は考えるおっぱいだった。
とりあえず、場の雰囲気を和らげなきゃ・・・優しく話しかけ・・・いや、こちらの身元がバレてはお嫁に行けなくなるような噂がたちそうだし・・・この少年だって、身元はバレたくないだろうし・・・つーか、この丸坊主、なんで震えてんのよ。
チッ!
男のくせにウザイわね、このハゲ!
なんだか、イライラしてきたわ。
もう、何も考えられない!
何よ、何よ!
何なのよ!
いつだって、そう!
男なんて、みんな、そう!
あぁ、もう、とりあえず、このハゲに言ってやらないと気がすまないわ・・・。
でも、どうやって言えば・・・。
「そうや!うち、ごっつええ方法、思いつきましたでぇ☆ゲヘへ♪」
・・・みたいな良い方法は無いかなぁ・・・。
って、なんで、私、関西弁なのよ・・・。
ん・・・関西弁?
あぁ・・・、
思いついたわ☆
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