五、「ハートブレイクおっぱい」

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五、「ハートブレイクおっぱい」

「モ・・・モノマネ、上手いじゃない。」 とりあえず、誉めておかなければ間が持たないなと、三者面談時の教師のような気遣いを見せるおっぱい恵であった。 そして、無言ではあるが、誉め言葉に少し表情が和らいだファッキン・マルコメ腐れハゲにさらに言葉を投げかける。 「・・・チンチン、しまったら?」 すると、無言ではあるが、少し照れた表情でファッキン・マルコメ腐れハゲはズボンを履き直して、こう言った。 「・・・何してるんですか?」 そう来るか、このハゲは!と、思いつつ、「・・・あなたこそ、何してたの?」と、切り返して、おっぱい恵は後悔した。 だって、 このハゲ、 完璧に 「おなって」たんだもの・・・。 おっぱい恵は自分についての説明の必要は自分にある事を悟り、ハゲの思わぬ反撃とも取れる質問に新たに苛立ちながら、精神的ダメージを狙える言葉を思いつくまま放ち出した。 もちろん、あわよくば、自分の事を揉み消すつもりでもいた。
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