六、「慌らぶるおっぱい」

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「もう、いいわ。どうせ消すし、私がそっちに行くわ。」 このおっぱいは一味ちがう! なんて、完璧主義なおっぱいなんだ。 かなりまずい・・・! 「な、なんで、チミはただの落書きをそ、そんなに消したがるの?」 おっぱい恵は冷ややかに「チミはって、お前は変なオジサンか!」と、ツッコミを入れたかったが、もう面倒だったし、目的を済ませて早く帰りたかった。 「あなたにはただの落書きだろうけど、わたしにとっては重大な事なの・・・おそらく、そこにはわたしのおっぱいを冷やかした落書きが書いてあると思うから消しに行くのよ。」 ズバリ正解です。 ここには「おっぱい恵はパイオツカイデー」と書かれています。 と、ライパチ幸助は思わず読み直してしまい、冷や汗を垂らしながら足止めを試みる。 「な、な、何で、致命的なんですか?放っとけば良いじゃないですか。」 また質問をしてきた面倒なハゲをおっぱい恵はすでに「悟りを開いた桃井かおり」並みの冷ややかな態度であしらおうとしていた。 「わたし、好きな人が居て、その人に落書きを見られて誤解されたくないの。これでわかってくれたかな?」 面倒な腐れハゲはまさか、こんなにすんなり答えてくるとは思いもよらず、観念しかけた。 もう、ダメだ。 これでオレのズリネタがバレる。 思えば、オレからライパチの座を奪ったヤツに頭を心配され、この少女にまで心配され、オレは本当に頭がおかしいのでは・・・オナニー、やり過ぎたかな・・・。
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