レディースじじい

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ただ、バイクが好きで、悪い奴を許せなかっただけだ。 それが、いつのまにか、レディースの総長になっていた。 だから、普通に両親のことは好きだった。 その両親の葬式にも来ない助六を恨んだ。 結婚を反対したのに、自分の思う相手と結婚しなかった母を、勘当した助六。 例え、勘当したって来るだろう。 普通、葬式くらい。 二度と顔も見たくない。 そう思っていたのに、アヤカは未成年だったがゆえに、誰かの元で暮らさなけ れば許されなかった。
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