レディースじじい

7/133
前へ
/133ページ
次へ
アヤカは京極に、引っ越すことを伝えた。 京極は、元教師だけあって、インテリな秘書風で、少し陰のあるイケメンだ。 その京極は、アヤカの言葉を聞いて、 「ああ、そうか」 と言っただけだった。 アヤカが、組を出ると、雨が降っていた。 バイクの困ることは雨だ。 「まあ、仕方ない」 そう思って、駐車場に行くと、組員三人が若い男を殴ったり蹴ったりしていた。 若い男は、ごみ箱へ投げ捨てられた。 それを見て、アヤカは無言で、三人の組員を回し蹴りして倒した。
/133ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加