秘密の花園

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  辺り一面、沢山の花が咲き、周りは誰もいない。  僕達は寝っ転がったり、大自然を満喫した。  洋平君は言った。 「こんな所に素晴らしい広場があるなんて信じられない!  この場所は誰にも秘密だね!」 「そうだね!」 『ここは、僕らの秘密の花園』  辺りが真っ暗になり、太君はポケットから懐中電灯を出した。  懐中電灯は僕らの必需品だ。  太君は周りを照らした。  林の奥に大きな看板が有った。  ライトを照らし僕達は看板に近づき、書いてある文字を読んだ…… 《ここは昔、処刑台が有った場所。  沢山の人々が命を奪われた場所である。》  僕達は固まった……  一郎君なんて顔が真っ青になり震えてる……  僕達は、一目散に慌てて階段を駆け下りた……  その後、2度と秘密の花園には立ち入って無い。 私達はその後、この場所を『恐怖の花園』と名付けた。  それでも僕達、毒グモ軍団はめげずに高校を卒業するまでアホな活動を続けた。       【秘密の花園】    おしまい。
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