4.魔法の光

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男は自分の背中に刺さったナイフを器用に抜いた。 そして、発電式の電灯がなくなったいることを確認する。 「僕は不死身だって、聞いてなかったかな?まあ、それを持っている限り君が使いに殺される定めは変わらないだろう。」 男は指を鳴らして、素早くその世界を後にした。 長居しては「神さま」とやらに、少年を誑かしたことがばれてしまう。 「過ちから何も学ばないなんて、君はどこまでも人間だね。」
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