俺の全てを愛してください

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「あっ、ンっ」 玄関に入って靴を脱いですぐ壁際に追いつめられ壁に両手を抑えるように拘束されたまま熱いキスをされた 「まっ、待って」 「無理だよ、もう我慢できない」 秋好はがっつく様に俺の唇や耳、首もとにキスをして 全身をまさぐりながら俺のスーツを荒く脱がせていった 「ああっ!」 激しく求められて、まだ硬くなった前も、期待してヒクヒクしている後ろもどちらも触られてないのに 激しい愛撫に感じてしまって立っていられない 全裸にネックレスだけになった俺を 秋好は軽々と抱えて運んでベッドに下ろした 「玄関で最後までするつもりだったけど」 「ンっ」 「玄関は声が外に聞こえちゃうから」 「秋好っ、あっ!乳首っ、くりくりしたら出ちゃうからっ」 「こんなに可愛い道竹の声、誰にも聞かせたくないもん」 「秋好っ、欲しいっ、秋好っ!」 「今日は誘いを断って偉かったからご褒美いっぱいあげるね」 「欲しいっ、秋好っ、」 「これからは仕事の為にいい顔して誰かと飲みに行かない?」 「うんっ、行かないからっ」 「ちゃんと今日みたいに恋人がいるから行けませんて言う?」 「うんっ、言う」 「道竹・・・・愛してる」 「あっ!今咥えられたらっ!あああっ!」 「道竹の全てを愛してるよ。全部見せて?」 沢山愛してると言われながら 甘い愛撫に心も体も蕩けそうになる 激しい攻めにズクっと後ろが疼いて 心も体も秋好を受け入れたくてしょうがない 最近は『ミチとご主人様』の出番が少なくなった 俺の欲望が爆発した時か、秋好の嫉妬が酷い時に ご主人様のお仕置をミチとして喜んで受けるんだけど 最近は俺が道竹として、どんな欲求でも秋好にぶつけられるようになったからだと思う ミチとして性癖を晒さなくても、道竹として性癖を晒しても秋好は受け入れてくれるから だから俺は全部自分だと、自分自信が受け入れてくれる安心感から 道竹として甘えるように秋好に全てを晒していった
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