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あの後、秋好のお兄さんは
真山さんと一緒に先に呼ばれて1階に降りた
俺は少し時間をおいて階段を降りると、ちょうど秋好がトイレから出てきた
「道竹!」
「秋好。話は終わったのか?」
「とりあえず・・・・でもこの後、兄を交えて3人で少しだけ話があるって。」
「決めたのか?」
「うん・・・・色々思うところはあるど
・・・・上條に戻る」
「そうか・・・・うん」
「もう少しだから少し待っててくれる?」
「ああ」
そのまま秋好は上條様とお兄さんのいる個室に戻っていった
『保田様』
「真山さん」
『あと10分程で話は終わるので、この後社長がここで4人で食事をしたいと申しております』
「4人・・・ですか?」
『はい、社長と秀好様と、秋好様、そして保田様です』
凄い組み合わせ・・・・・
でも、秋好は俺と上條様を会わせること、嫌がるだろうな
「いえ、私は・・・・」
『しかし、社長が4人でコースを予約しておりますので・・・・』
────このエロ親父っ!!もう道竹と接触するなって言っただろ?!
「ぷッ」
『・・・保田さま?』
この後食事をする想像をしたら
秋好が上條様に暴言を吐く姿を想像をしてしまい
ついつい笑ってしまった
「・・・・・真山さん、お願いがあるのですが」
『何でしょうか』
俺は真山さんに初めてお願いをした
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