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その後俺は席に戻って、秋好が作ってくれたご馳走様をたくさん食べた
秋好は最初は膨れて不機嫌だったけど
俺が「美味しい美味しい」と食べてる姿に、機嫌を直してくれたようだ
最後には部屋の明かりが消えてキッチンに消えていた秋吉がロウソクを立てたケーキを持ってきてくれて
消してくださいと言われたけど、「一緒に消して?」と隣同士で仲良くロウソクの火をフーっと消して
ロウソクの明かりが消えた瞬間、真っ暗な中、秋好が俺の後頭部に腕を回して唇を奪った
突然の激しいキスに、頭は回らなくて
ただただ食べられてしまうような獣のようなキスを受け止めるのに必死で
でも俺の心も身体も喜んでいた
「んっ、あきっ、ケーキっ、あんっ!」
「ケーキは後で食べましょう?冷蔵庫にしまっときますから」
「あっ、はぁはぁ・・・」
秋好は俺から離れ、ケーキを冷蔵庫に仕舞いに行った
俺は、突然の激しいキスに身体が疼いて仕方がなかった
「ミチ、おいで?」
「・・・・・・」
「愛を誓い合いにベッドに行こう。その前にミチにさっきのお仕置もしないとね」
「・・・はい・・・・ご主人様・・・・」
沢山お仕置して?
今は俺がミチのご主人様で、恋人だろ?!って
前のご主人様と話して嬉しそうにしてしまった僕を叱って
もっと僕を独占して
嫉妬が嬉しい、独占欲が嬉しい
僕のご主人様は秋好だけだよ
こんなに秋好に好きにされたいって
君が好きだから沢山独り占めされたいんだって
分かって貰えるように身体で伝えるから
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