ツギハギスタッカート

6/11
前へ
/11ページ
次へ
「透桜!私、思い出した。私たち…」 そんな連絡なんかが来ないかなって、いつもスマートフォンの通知画面を眺めてた。何か他のことをしていても気づけば画面を気にしてた。でも、いつまで経っても君から来るのは他愛のない連絡。嫌ではないけどそろそろ見飽きた。 あのときの思い出だけを抜いたお話なんかつまんないでしょ、退屈でしょ。そう思っているのは私だけなの? ねぇ、応えてーーー
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加