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「うん、よろしく。」
その新大、という男子もるきも整った顔立ちをしており、このような知り合いができたことだけでも龍楓にとってはうれしかったのです。
「りょうか、もうそろそろいこっか。遅くなったら危ないだろうし。じゃあな、不良共。」
「そうだね。行こっか。じゃあね。」
「…しゃーねぇな。俺らが送ってってやるよ」
「え?」
龍楓は、驚きました。
「だから、送ってってやる。女の子だけは、あぶねぇんだろ。」
性格までこんなにいいだなんて。今まで恋愛をしたことがあまりなかった龍楓にとって、それはなんとも胸の高鳴るような出来事でした。
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