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その日の夜、寝る前に彼女らは再びメールをしていました。
「明日、本当に楽しみ!」
「16時ぐらいには帰れるかな。18時位に、お前の家の近く、行くよ。」
「本当?嬉しい!待ってるね!」
「おう、あ、わりぃ。コーチ来たから寝ねぇと。ごめん!おやすみ!またな!」
「うん!いいよ!またね!」
龍楓は、閉めたカーテンの隙間から見える柔らかな月光を見て、明日はきっと良い日になるに違いない。そう思って、ケータイの電源を落とし、ゆっくり、意識を手放すのでした。
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